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浩一 勝山

ひきたよしあきさん 連続講座第2回「対話力、雑談力を鍛えて、コミュニケーション能力をあげよう」


<日時>

2024年4月21日(日) 10:00-11:30

<テーマ>

連続講座:言葉の力は、生きるチカラ

第2回「対話力、雑談力を鍛えて、コミュニケーション能力をあげよう」

<講師>

ひきた よしあき  さん

<受講後の感想>

 連続講座第2回のテーマは「対話力、雑談力を鍛えて、コミュニケーション能力をあげよう」でした。

 他者と円滑なコミュニケーションをする際、対話力(発信↔受信、質問↔傾聴)に加えて、雑談力も不可欠な要素です。

 例えば、数人で集まりお酒などを飲みながら、特定のテーマについて意見や感想を述べ合う場「座談会」は日本特有のものです。文藝春秋の菊池寛氏は、作家たちとの酒席を記事にするなど、作家ならではの知識と雑談が作品になることもあったそうです。対話の名手として知られる司馬遼太郎氏は、座談会で相手の少ない情報から出身地を当てる事ができ(凄い)、そこから話を広げ、その地域の歴史などを聞かせるなど、独自のスタイルを持っていたそうです。

 話題の振り方も重要で、初対面の相手との雑談では、天気の話題が定石と言われていますが、「天気の話だけじゃ話が終わってしまう」と思われがちです。重要なのは定石+本音。例えば「今日は暑いですね」に対しては「暑いですね。私、暑いのが苦手なんです、汗っかきで・・。そうだ、あなたは真夏の汗対策どうしていますか?」のように話を広げていきます。

 感じの良さを伝えることもポイント。笑顔や「ありがとう」などの感謝の言葉を交え、良い雰囲気を作り出すことはとても重要です。

 さらに、対話力を高めるために、相手の話にうなづき等のリアクションを示すことや、舵取り言葉(「確かに」、「そもそも」、「逆に」等)というエッセンスを交えて盛り上げていきます。

 お別れの際は「また会いたいな」と思ってもらう為に、会話の結論を急がず、相手との相互理解をゆっくりと築き上げていきましょう。笑顔で「さようなら」を忘れずに、ですね!

<受講者の皆様の声>

●「とても分かりやすく、楽しく、え⁉もう時間?と思うほど、あっという間の90分でした」

●「何をするにも、いきなり本題に入ることはあまりないので、最初に相手との距離を縮めるツールが『雑談』であり、『感じの良い人』でいることでその後がスムーズになると感じました」

●「雑談はもっと気楽で良い、口角を上げて感じよい人になる、相手に話させることを意識する、などコミュニケーションのエッセンスが凝縮された講義で、とても勉強になりました」

●「感じがよいからこそ、雑談がはずみ、対話が成り立つ、という流れがとてもよくわかりました。また、ついつい自分のことばかり話してしまいがちですが、『自分の声を聞いたら、相手の声を聞く』という言葉にハッとしました。そのために相手に質問をする、オープンマインドで本音を言う、感情を伝えるということを、さっそく日常生活でも実践していきたいと思います」

●「『雑談の敵』である罪悪感・沈黙恐怖症・劣等感の3つとも常日頃感じていたのですが、今回の講義を聞いてそこまで恐れる必要はないと思えたので、これからは積極的に人と会って話をしてみようと思いました」

<ひきたよしあきさん情報>

連続講座第3回は5月12日(日)10:00~

テーマは「発想力を鍛えて、面白い話のできる人になる」

講座詳細、申込はこちら

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【受 講 後 記】

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