<日時>
2024年5月26日(日) 10:00-11:30
<テーマ>
子どもの自己肯定感を高める『魔法の言葉かけ』セミナー
<講師>
中島輝 さん
<受講後の感想>
【自己肯定感を高めるための全体論】
自己肯定感とは、
「『自分は幸せになれる』と信じる」
ことであり、人生を前向きに生きるための源です。
【自己肯定感の高め方】
①人との出会い
アクティブな人と付き合うことです。積極的な人々と関わることで、良い影響を受けやすくなります。彼らの生き方や考え方に触れることで、自分の可能性にも気づくことができるからです。
②本との出会い
特に、小説、絵本、詩歌などの本を読むことも効果的です。読書は自分以外の人生を疑似体験し、異なる価値観を知る機会を提供してくれます。
※童話「うさぎとかめ」のお話が象徴的でした!
うさぎはゴールではなく亀を見ていた。つまり、他人の軸で行動した➡自己肯定感が低い例
亀はひたすらゴールを目指した。しなやかな自分軸を持っている➡自己肯定感が高い例
③旅をする
遠出だけでなく、普段の通勤ルートを変えるなど、日常の中で新しい景色を見つけることも大切です。新しい環境や経験が、視野を広げ、前向きな気持ちを育みます。
【実践のためのコツ】
自分の成長を確認しやすくする為に、具体的な行動(いつ、なにを、どこで、誰と、誰に)をまず書き出してから、実際の行動に移すのがよいです。
【子供の自己肯定感を育てる】
学校帰りの子どもに「今日はどんないいことがあった?」という問いかけで、日々のポジティブな気づきを意識付けします。
ハイタッチなどのスキンシップも交感神経を活発にし、リラックス効果があります。
自己肯定感が最も高いのは「赤ちゃん」。全ての人間に本来最初から備わっているものなのです。後天的な要素で高くなったり低くなったりします。環境は本当に大事です。
子供には、存在そのものを認める承認の言葉がけと、成長過程を認める言葉がけが本当に大切。大人になり社会に出れば否応なしに結果で判断されますが、幼少期に承認と成長を重視することで、自分で自分をコントロールし、自己肯定感下げずに済むのです。
そして、ポジティブな言葉がけを通じて
・グリッド(生き抜く力)
・レジリエンス(回復力)
・マネジメント力(自己管理力)
も身につけることができます。
これは仕事する上でもとても大切なこと。
これらの力を育むためにも、子どもには日常的にポジティブな言葉をかけることを心がけましょう。
<受講者の皆様の声>
●育児だけでなく、職場でも使える多くの気づきがありとても充実した時間でした。
●職場である保育園で子どもたちとの関わりに活かしていくことはもちろんのこと、保護者への発信も続けていきたいと思います。
●新たな気づきも多くあり充実した時間でした。開催時間もちょうどよかったです。このようなショート講座があったら気軽に受ける事ができるので、今後も楽しみにしています。
●保育園で働いていて、改めて、自己肯定感について考えさせられ、いかにポジティブな言葉かけが子どもに大事なんだと思いました。
●あらためて自己肯定感とはどのようなもの、自己肯定感の重要性を学ぶことができました。 子育て、人材育成に活かせる具体的な考え方や言葉かけを非常にわかりやすく学ぶことができました。先生の著作を繰り返し読み返し、実践していこうと思いました。
●一方的に中島先生のお話を伺うのではなく、講座の途中で、それまでに学んだ内容の中から、参加者の皆さんと、良かった気づきをアウトプットするのは、自分が学んだことを確認するために、とても有意義でした。
Comments