<日時>
2024年6月19日(水) 20:00-21:30
<テーマ>
【特別無料講座】渡邊康弘のビジネス書読書会6月号 〜名著『ザ・スタートアップ』復刊記念特別講座 4月〜6月おすすめビジネス書新刊紹介
<講師>
渡邊 康弘 さん
<受講後記>
■「ザ・スタートアップ」
当時起業家を志す人たちにとって伝説のバイブルと言われていた「ザ・スタートアップ」が先月ダイヤモンド社より復刊、当然渡邊さんも学生時代に貪るように読んで(最近は貪るように本から情報を得るなんてこと、なくなりましたよね)起業を志したそうです。インターネット草創期について、リアルな取材を元に書かれた書籍は当時他にありませんでした。
このような自伝的なビジネス書を選ぶ時、そして読む時に効果的なのは、
・そのビジネスは再現性があるかを基準に本を選ぶ
・「型」に当てはめながら読む
その型=EMPOWERの法則
★Emergency(緊急性)なぜそれをどうしても「その時」にやらなければならなかったのか?背景をよむ
★Meeting(出会い)思わぬ人(メンターやパートナー、ライバル)との出会い、きっかけ
★Problem(問題)問題を乗り越えるきっかけとなったのは?障害を乗り越える力を持つために必要な環境は?
★Organize(組織化)状況を把握し、プロセスを安定化、組織化したのは何?
★Wanted(新たな力)更なる高みへと主人公を成長させるもの
★Encounter(最大の難関)思いも寄らぬ展開。これを切り抜ければどうなるのかるのか?
★Resonance(新たな世界)プロジェクトを経て、主人公の人生にどんな変化が訪れる?切り開かれる世界の未来は?
EMPOWERの法則に則り、頭でストーリーを描きながら読み進んでいくと記憶にも残りやすいんだそうです。活用して再読してみます!
■その他ビジネス書紹介
2026年3月~4月に発売された本について、渡邊さんにご紹介いただきました。
その中から、筆者が読んでみたい本をピックアップしました。
①『科学的に運気を上げる方法 (2024年5月発売 飛鳥新社)』
今まで「運気」という類の話を全く信じて来なかった筆者ですが、今まで出会って来なかった人たちとの出会いだったり、この三省堂書店めくる塾を通じて、少しずつこのジャンルに興味が湧いてきました。
「運がいい」と言われる人は「前提」を持っているのはなんとなく感じていましたが、果たしてその習慣とは?
②『「儀式」で職場が変わる 働き方をデザインするちょっとヘンな50のアイデア(2024年4月発売 英治出版)』
筆者も会議のアジェンダ作成やMCを行う場面が増えてきました。そんな中会議や打合せがより良いものになるように心がけているのですが、なかなかそれが難しい。特に問題解決策を決めるシーンにおいてです。コロナ禍以降、未だ企業が経験したことが無い問題に遭遇することが顕著になりました。
この場合の解決策の導き出し方でおススメなのが、「最適解を出そう」とするよりも、
社内やチーム内での「合意形成型解決策」。みんながコミットし、パワフルであることが大事だそうです。ファシリテーターが社内研修を行う際や、その中でもおすすめのワークが多数掲載。実用的な1冊です。
③『インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。(2024年6月発売 ダイヤモンド社)』
今年日本人の作家でこの本を超える本は出ないのでは?と
渡邊さん太鼓判の1冊。筆者もインプット量の割には、アウトプットの量も質もなんとなく不満を抱えているところでした。
第一線に居続けるトップクリエイターは、アイデアやひらめきが生まれる仕組みをもっているということ。その仕組みとは一言でいえば「大量のインプット習慣」。アウトプットの質と量は、インプットの質と量で決まる。もれなく皆様桁違いの読書家です。渡邊さんの推薦本はいわゆる書店のビジネス書のランキングに入っているような本ではなく、テーマや着眼点が新しい本、そして翻訳本が圧倒的に多いです。皆様も是非一度書店でお手に取って読んでみてください。
<受講者の声>
●ビジネス書の紹介が興味深かったです。
●今日の本は後日購入して読んでみようと思います。ありがとうございました。
●ビジネス書はほとんど読まないのですが、今度読んでみたいと思います。
●購入しましたので、読みます!読書会で友人にもご紹介させていただきます。ありがとうございました。
●自分では選ばないような本が紹介され、手に取ろうと思いました。ありがとうございました。
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