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輪島 裕介
・講師プロフィール (わじま・ゆうすけ)大阪大学大学院人文学研究科音楽学研究室教授。1974年石川県生まれ。専門はポピュラー音楽研究、近現代音曲史、アフロ・ブラジル音楽研究、非西洋地域における音楽の近代化・西洋化に関する批判的研究。著書に『踊る昭和歌謡 リズムからみる大衆音楽史』(NHK出版新書)など。『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』(光文社新書)で第33回サントリー学芸賞、国際ポピュラー音楽学会賞を受賞。 新潮社Webマガジン「考える人」で「北島三郎論 艶歌を生きた男」を絶賛連載中。北島三郎論 艶歌を生きた男 | 輪島裕介 | 連載一覧 | 考える人| シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。知の楽しみにあふれたWebマガジン。 | 新潮社 (kangaeruhito.jp)
講座案内
開催予定、過去開催の講座一覧です。
- 受付終了11月17日(金)zoom2023年11月17日 20:00 – 21:30 JSTzoomポピュラー音楽史研究の第一人者である輪島裕介氏が、「音曲研究家」として「音楽史観の90度転回を目指す」という野望を胸に執筆した『昭和ブギウギ 服部良一と笠置シヅ子のリズム音曲』(NHK出版新書)。 朝ドラ「ブギウギ」の音楽的副読本の体を取りつつ、レコード・セールスや録音音源を軸に音楽を批評する通念、戦前と戦後を分断したものと捉える史観、西洋の芸術音楽を演芸や流行歌といった娯楽的な大衆芸能よりも「高尚な」ものと称揚する教養主義に異議を唱え、精緻な資料分析に基づく大胆な仮説を展開しているーー。
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